ストーリー






あらすじ
西暦2032年、かつて無数に存在した国家は「世界統合政府」として統一された。 前大戦で使われたウイルス兵器と残留放射能により広大な地表は汚染され、 市民達は大気調整システムに守られた都市の中、息の詰まるような全体主義の管理下に置かれていた。 ハイテクと犯罪が溢れるメガシティではTCTF(技術犯罪特殊部隊)と名付けられた警察組織と 犯罪シンジケートとの対立が長年に渡り続いていた。 孤児でありTCTF隊員である主人公 『Konoko』 は神経接続されたSLDアンドロイド 『Shinatama』 のサポートのもと、 犯罪シンジケートへと勇敢に立ち向かう。 自分は何者なのか?この世界で一体何が起こっているのか?人類の未来は? 謎を解き明かし、迫り来る危機を乗り越え、真実をその手に掴む事は出来るのか!?

世界統合政府
世界統合政府は環境汚染の拡大状況を把握している。そして、その大半を浄化するだけの手段も持っているが、 敢えてそれを用いていないと言われている。 世界統合政府にとって最大の関心は、集めた富を維持することなのだ。 そのために人口密集地の環境は守られているが、”第三世界” は汚染が進行するに任せている。 これによって生じる死者が人口抑制にいくらか貢献しているのは、 言わば余録のようなものだ。

科学技術について
SLD、即ちシミュレーテッド・ライフ・ドールはアンドロイドを生み出す為の最初の試みとして作られた 人造生物であり、人間を模した体構造を備えている。SLDは息をするし食事もする。 汗もかくし傷みも感じる。それでいて人類より遙かに丈夫な体構造を持っている。SLDの脳は 人間の脳の記憶痕跡パターンに基づいて作られており、 パターン提供者との間に親密な絆のようなものが生じることもある。 SLDは最先端技術の結晶であり、神経接続されたTCTF隊員を細部に至るまでモニターしている。 SLDはごく少数しか存在せず、小さい方が作りやすいことから、その体は子供をモデルにしている。 小さければ暴走時の捕獲が楽だという理由もある。 しかしTCTFでは ”大人の” SLDの方が筋力と知力に優れている点に注目しており、 エージェント(戦闘隊員)として使用する為の実験も進められている。

シンジケート
都市の暗闇には希望を失った者や虐げられた者が住んでいる。 都市に住むことの出来ない貧しい者達は、大気処理装置のできるだけ近くに住み、 汚染の浸食を食い止める環境再生作業員として働くことで、そのみじめで危険な暮らしをなんとか支えている。 そういった下層に住む者達に麻薬や武器を売って巨万の富を得ているのがシンジケートだ。 シンジケートもSLDの実験を行っている。シンジケートの科学者は通常の厳格な安全対策を講じておらず、 その結果、研究は先んじており、既にタンカーと呼ばれる、強靱な体を持ち凶悪無比なSLD戦士が 実践に投入されている。


 紹介ムービー 1
oni_demo.mpeg (約40MB/約4分14秒)

 紹介ムービー 2
OniMusicVideo_divx.avi (約20MB/約5分25秒)
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