製造工場 セーブポイント1
どうやらムサシ重工業は生体から摘出した頭脳をドローンに移植する研究をしているらしい。
ダイレクトな神経接続の反射速度は、遠隔操作や自動操作の29倍に達すると予想される。
病院の外科医に手を回し、軍人や警察官からドナーの提供を受けている。
ドローンのコントロール技術は、サイバテック技術を応用した移植手術プロジェクトによる
成果を基礎としている。
ムサシ重工業の実験施設がTCTFに発見されるまでに、16個のプロトタイプが
作られている。
シンジケートの兵士から攻撃を受けるコノコ。
コノコ:『シンジケートの奴らに手厚い歓迎を受けました。
この建物全体が罠だったんです。あのデータパッドは奴らが仕掛けた罠だったんです。』
グリフィン司令:『何の為だ。』
コノコ:『陽動です。間違いありません。私達のチームをここで足止めにしている間に、
何か別の作戦を実行するつもりだわ。』
グリフィン司令:『分かった。確認してみる。それまで現状任務を続行せよ。
奴らの企みを叩き潰すに足る証拠を見つけろ。』
コンソール情報:
(神経リンク独自の反射速度の高さを活用する為、技術者達は複数の標的を
同時に追尾して攻撃することの出来るプラズマ・キャノンを多数装備させた。
シュミレーションの結果は良好だったが、実践では誤射防止機構がうまく働かないことも多く、
味方への誤射が問題となった。
TCTFを相手にしての実践テストで我々が被った被害の実に半分が、
暴走したプラズマ・キャノンによるものだった。
この欠点を修正する為に様々な試みがなされたが、充分な信頼性を確保することは
遂に出来なかった。
最後のプロトタイプは、自動追尾ミサイルを発射するスクリーミング・キャノンに加えて、
制圧射撃や援護射撃に用いる為の銃をも装備しており、
広域制圧や局地防衛に力を発揮した。)
コンソールを操作して、
ロックを解除。
敵兵の強烈な蹴り。
コノコのカウンター・フックが決まる。
製造ブロックへ繋がる渡り廊下。
シンジケートの非合法品製造の証拠を押収せよ。
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