大気調節センター セーブポイント1
コノコ:『かわいそうなシナタマ・・・。きっと今、
プログラムでしか知らなかった 「恐怖」 を肌身で感じてるわ。
シナタマは生身の体じゃない。
けど、私と同じように心を持っている。
かけがえのない友達・・・。』
ロックを解除しながら先を急げ!
コントロールルームにコンソールがある。これでロックを解除するのだ。
近々、システムの改良テストが予定されていたらしい。
ムロはそれを狙っていたのだろう。
何か細工をするつもりに違いない。
援軍も苦戦しているようである。
シナタマ:『あああああ!』
ムロ:『驚いたな。ほとんど人間ではないか。』
ムロ:『実に興味深い。わざわざこれほどハッキリと
痛みを感じられるようにプログラムするとは。』
ムロ:『確かに特定の刺激に対して痛感は必要だ。
しかし痛みは時に感覚を鈍らせ、時には苦痛に耐えられる限界を定めてしまう。
だが、私にとっては寧ろ好都合だ。』
シナタマの頭脳コンピューターから情報を引きだそうとするムロ。
リフトで階下へ向かうコノコ。
急げ! シナタマが危ない!!
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