TCTF支部本署再び セーブポイント5








遂にセキュリティーシステムが稼働した!
強襲ポッドの攻撃がコノコを襲う!!





ポッドの中心でセキュリティーを操作するシナタマの頭脳。





シナタマ:
(ごめんね・・・コノコ・・・ごめんね・・・。)
シナタマの心の叫びがコノコに訴える。これは幻聴か?!





四隅にあるコンソールを操作してセキュリティーを停止するコノコ。





シナタマ:『レベル1セキュリティーモード、作動停止、レベル2に切り換えます。』




ポッドの猛烈な攻撃が続く。




耐火ガラスの向こうでポッドの攻撃を眺めるグリフィン。




シナタマ:
(許して・・・。)




レベル2のセキュリティーを停止するコノコ。




シナタマ:『レベル2セキュリティーモード、無力化されました。レベル3を起動します。』




さらなる攻撃がコノコを襲う!




シナタマ:
(殺して・・・コノコ・・・。私を殺して・・・。)




シナタマ:
(お願い・・・コノコ・・・私を楽にして・・・。)




レベル3のセキュリティーを停止するコノコ。その瞬間・・・!




シナタマ:『警告。ターゲットの排除に失敗。ダオダン共生組織を確認。 最終セキュリティーレベルへ移行しま・・・』




突然、システム・ダウンする強襲ポッド。




接続ケーブルを義足代わりにしてポッドからはい出てくるシナタマの頭脳回路。




グリフィン:『非常事態発生! オーバーライド(過負荷)、アルファ・ゼロ!!』




グリフィン:『何をする気だ!?』




グリフィン:『よせっ! くっ、来るな!!』




”バキューン!!”
銃を発射するグリフィン。




背後からすかさず襲い掛かるコノコ。




コノコ:『ジ・エンドよ。』




グリフィン:『考えなおせ。銃を下ろすんだ!』




コノコ:『私、裏切り者なのよ。知らなかった? とっても危険なの。 あなたが言った事だわ。分かってるでしょう?』




グリフィン:『私をどうするつもりだ?』
コノコ:『あなた? そうね・・・』




グリフィン:『好きにしろ。このまま引き金を引くのも、 立ち去るのも、お前の自由だ。』




コノコ:『私はあなたが考えていたような怪物にはならない。 忘れない事ね。あなたは自分がした事の重大さを理解せず、 責任を果す事なく裏切ったんだわ。』






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