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 その14 中・高校生の犯罪

喫煙・・・精神的に弱い子が目立つ。虚勢行為の場合が多い。勉学におけるコンプレックスが強く、何気ない一言で自分のプライドが傷つき、崩れ落ちてしまう事を事前に察知しているので、その行為者に対しては、例えそれが法に反する行ないであろうとも、手段を選ばず断固阻止することを暗黙のうちに示唆している。

恐喝・・・第三者に対する恨みによる攻撃と言うよりは、仲間内での威張り合いの場合が多い。カツアゲした金額が多ければ多いほど、グループでの地位が上がる。

いじめ・・・精神的未熟児の集団による行為。結局、自分以外の人間を理解することが出来ないが為に、常に周囲の目を気にしなければならない不安感を抱いている。自分と相手との共通点、相違点を見出すことが出来ず、他人に傷つけられるとゆう脅迫観念にさいなやまされる。自分を守るべき防御本能が、異質なものは徹底的に排除するという攻撃本能へと転化する。幼児性を残しているが故に、時に残虐極まり無い光景をかもしだす。

暴力・・・学校の中の場合、基本的には劣等感の解消である。腕力に訴えることによって、対等の立場に立ちたい、人から同等に見られたいと思う衝動によって行なわれる。時々、変なおじさんが、大臣とかに「大将さんよー。」とか何とか言いながらからんで来るのをよく見かけるが、結構あれと似た様なものである。家庭の中の場合では、より問題は複雑である。暇とエネルギーを持て余す少年達の親への復讐かもしれない。父親が頑強で、押さえ付けられてきた子に多い。

暴走行為・・・人にわざと迷惑を掛ける様に、好んで住宅街の中を爆音を立てて暴走する。自己の存在を主張すると同時に、仲間達との結束を図っているものと思われる。おおむね、学校では無視されている生徒であり、暴走族仲間の中に、己の運転技術を認め、讃えてくれる理解者を求めている。

ドラッグ・・・人間には多少なりとも感情の起伏というものはあるが、劣等感の解消として、精神的苦しみから解放されたいが為に常用する場合が多い。服用した後は、神であるが如き至上の幸福感を味わう事が出来るが、薬の効用がなくなると幻聴、幻覚に襲われ、地獄の底を這いずり回るような、強烈な自己嫌悪にもがき苦しむことになる。そこからの脱出を図るため、より多くの薬を求めるようになり、その量は雪ダルマ式に増えて中毒化する。天国と地獄の狭間を超特急で往復し、最後にはもはや回復不可能な精神障害を引き起こし、廃人へと至る。ちなみにこれは人から聞いた話しであって、私自身の経験ではないことを一言申し上げておく。

売春・・・心理的背景には、親、特に母親に対する嫌悪がうかがえる。自分も成長すれば、母親のような女性になるのではないかという不安から、拒食症になる場合もある。しかし、突然狂ったように大量の食物を胃袋の中に詰め込んでは、口に指を差し込んで吐き戻すとゆう行為を、何度も際限なく繰り返す。女性の集団の中に溶け込めず、女性らしいものをひたすら拒否し、女教師などに対しては、徹底的に反抗する。自分が女であることを確認する為に、早くから男性と付き合い、肉体関係を持つことによって相手の心を引き留めておこうとする。しかし結局長続きせず、同じことをズルズルと繰り返す。ふと振り返って見た時に、自分も母親と同じ運命を辿っていることに気ずくことになるのである。


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