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当世時事辛口批評3
(1999年8月後半〜1999年9月末)






● クリントン大統領様へ

クリントン大統領様、こんにちは。僕は○○でちゅ。僕も大きくなったらクリントン 大統領様の様になりたいでちゅ。さて、冗談は抜きにして本題に入らせて頂こう。日 本とアメリカは経済共同体である。んがしかし、経済共同体ではあっても、決して精 神的な運命共同体ではない。ここがミソなのである。よくアメリカは常日頃から、” 日本に景気刺激策を”と、叱咤激励するのだが、なぜ、たかだかこの様な、ちっぽけ な黄色人種の為だけに、そこまでわざわざ御節介をやくのだろうか。私にはそれがつ くづく疑問でならなかった。ソ連邦が崩壊したにも関わらず、なぜアメリカはこうも 臨界核実験を行おうとするのだろう。経済波及効果が全く無いにも関わらず、なぜア メリカはそこまでしてロケットを際々打ち上げる必要があるのだろうか。だって、ど う考えたっておかしいではないか。あんなに大きなロケットを打ち上げといて、こう も火星探査機は小さいものなのだろうか。何か他に積んでる物はないのだろうか。も し、これらの頭脳の大半が、アメリカ経済に進出したならば、日本を叩き潰す事など いとも簡単に出来るはずではあーりませんか。まあ、そこは深くは追究しないでおく 事にしよう。なぜなら彼らには彼らなりの夢の実現という、大目標があるのだから。 (私はそれを、とやかく詮索するつもりは全く無い。) が、しかしである。日本は輸 送護送船団の名の下に、大企業は政治家に多額の献金を計上し、政治家はゼネコンに 工事の許認可を下すのである。そしてこの癒着構造こそが日本の経済の頂点に立ち、 あるゆる権利を独占し、巡り巡ってそれがアメリカに多大な利益をもたらす事になる のである。そして大企業に媚びを売り、就職出来た者達だけが優れた人間として認め られ甘い汁ばかりをすすり上げ、落ちこぼれた者達は、過酷な搾取の対象となるので ある。つまり、日本は自らのアイデンティティーをかなぐり捨て、平凡でもいい、つ つましやかながらも幸せな生活という物を手放して、そこまでして、あー、そこまで してまでもアメリカ経済に貢献し、アメリカ経済そのものまでをも支えてきたのであ る。(涙、涙ではありませんか。)それ故、あらゆる世代間で不公平感が蔓延し、そ れがあらゆる事件の引き金になっているのである。にも関わらず、アメリカはこれ以 上我々に、一体何を望もうというのだろう。これ以上我々に、一体何をしろというの だろうか。日本はアメリカ、いやフ○−○−○ンの夢の実現の為だけに、いやという ほど尽くしまくって来たのである。それなのに、あー、それなのに、一体これ以上我 々に、何を犠牲にしろというのだろう。本来、夢の実現という物は、己一人の力で果 たすものではないではないか。もはや日本は限界である。崩壊寸前である。もしアメ リカがこれ以上、日本を喰い物にしようというのなら、私は彼らの計画(陰謀)を、 ことごとくインターネット上で明らかにするだろう。日本の大企業に要望す。これ以 上、傲慢を辞めよ。あなた方のエリート意識を煽り立て、日本を歯車として働かせ、 好きな時だけ利用する、それが彼らの狙いなのである。そう、あなた方は、まんまと 罠にはまっているのだ。選民意識という、とてつもなく深い泥沼に。日本の政治家よ 目を覚ませ。あなた方は富と名誉で骨抜きにされているのだ。ホメ殺しという、とて つもなく甘い蜂蜜で。クリントン大統領様、確かに日本人はパッパラパーが多いです。 アホな連中ばかりです。おだてて、すかして、いい気にさせれば、騙す事などいとも たやすく出来るでしょう。しかし、しかしこの私にはそんな小細工は通用しません。 今すぐ日本の大企業(特に自動車産業)、及びそれに群がる政治家と縁を断ち、私を 含む中小のソフト事業と手を組むならば、我々はアメリカに大いなる利益をもたらす 事を御約束しましょう。もしお断りになれば・・・私が何をしでかすか、保証は致し ません。よく考えてもみて下さい。余命幾ばくも無い老いぼれと、ピチピチの育ち盛 りの我々と、どちらと取り引きをする方がより得か。 言いたい事はまだまだありますが、まあ、取りあえず、今回はこの辺で辞めにしとき ましょう。(御批判はメールにて承ります。ただし私の語学力は準T級程度ですので、 お手柔らかに・・・。)




● ゲームマニア、航空機をハイジャック

あたしー、死んだ人の事を悪く言うつもりはないしー、人殺しをかばうつもりも全然 ないけどー、一家揃って航空家族ってのも、何か、おかしいよねー。叔父さんもパイ ロットだしー、お父さんもパイロットだしー、兄弟もパイロットだしー、会社の社長 さんにかわいがられちゃってー、やっだー、なんか気持ち悪ーい。子供が生まれる度 にー、上司の所に連れてってー、”パパ”とか”おじいちゃん”なんて呼ばせたりし ちゃってー、そしてー、赤ん坊の顔を大きな手で、なでなで撫でまわしまくっちゃた りなんかしてー、えー、何ー、家族ぐるみのおつき合いってやつー? いやーん、変 態ー。やめてー。それでもってー、会長さんも、にんまり微笑んでー、「のぅおぉ〜 〜〜うぅ。かーわゆーい奴じゃのおぉ〜〜〜ぉぅ。」「のぅおぉ〜〜〜うぅ。でっか くなれよぉ〜〜〜。」 なんちゃってー。やっだー。最低ー。もう、どにかしてよー。 日本の会社によくあるパターンよねー。社長が親で、社員が子供ってやつー。近親相 姦の様な、ベタベタとした気色悪い歪んだ愛情ー。なんて深い絆で結ばれた師弟愛な のー。こういう人に限って、社外の人間には、無茶苦茶、冷たかったりするのよねー。 あたし、もう、感動しまくっちゃて、涙ちょちょ切れちゃーう。あーん。もう、いっ ちゃーう。

冗談はこれくらいにして、(単に疲れただけ。)家族揃って全員が全員、同じ職業と いうのも、ちょっと変ではないでしょうか。親がパイロットだから子供も必ずパイロ ットにならなければならない、という道理は全然無いわけだし、プログラマーになり たい人もいれば、野球選手になりたい人もいれば、大工さんになりたい人もいれば、 ロックンローラーになりたい人もいるのですから、家族の中に色々な職業の人があっ てもいいと思うのですが、みなさんはどうでしょう。一橋大を出て、航空関係の論文 を書くくらいなら、さほど馬鹿でもなかろうし、メールに書かれた欠点も、物の見事 に当たっていた。そんなに好きなら、入れてやればいいじゃない、と、私なんかは思 うのです。でも、こういうポジティブな人って、上司から見れば案外、反抗的に見え るのでしょう。特に日本の場合・・・。ただ、彼の場合、考え方そのものに誤った部 分はなかったでしょうか。これはよくエリートにありがちな事なのですが、例えば大 学を優秀な成績で卒業した学生が、「俺は世界一のビルを建ててやる!」とか「俺は 世界一の橋を架けてやる!」とか「俺は世界一の鉄道を造ってやる!」とか、大きな 夢と希望に燃えて建設会社に入るわけですが、実際そういう大きなビルを建てる為に は、下働きを支える多くの労働者がいるわけです。そういう彼らからしてみれば、「 なんで、あんたの夢だけに、いちいちオレ達が付き合わなければならないんだ。オレ 達にだって、それぞれ夢は持ってるんだ。なのに、なんであんた一人の夢を叶える為 だけに、多くの者が附き従い、なんでアンタばかりが、依怙贔屓(えこひいき)され なきゃならないんだ。自分の夢を叶えたいんだったら誰にも頼らず自分一人の力で叶 えろよ。」 という感情は、当然の如く誰でも持っているわけです。にもかかわらず、 エリートはそれを当然の事だと思い込み、仕事をさせてやっているとしか考えていな いものですから、ここに意識のギャップが生じてくるわけです。大きな巨体を操って みたい。そして自由に大空を飛んでみたい。という気持ちは理解できないわけではあ りません。しかしその夢を支える為には見えない所で多くの労働者の貢献があるわけ です。要は、そこの所を理解しているかどうかが、採用・不採用のポイントになるの ではないでしょうか。でも彼は、学生時代、荷物の積みおろしのバイトもしてたよう だし、その辺は少しは分かると思うのですが、どうなんでしょう。私が彼を面接した わけではないので、何ともコメントのしようがありません。真意のほどは、直接、面 接官に聞いて下さい。




● キャンプ客、濁流に流される

(消防隊員さんへ)
あのなぁー、お前らなぁー、何度も警告を無視した挙げ句に中州に取り残されて、” 今さら助けて下さいなんて、そりゃ、虫がよ過ぎるだろ。”なんちゅー気持ちは、そ りゃ、分かるよ。だったらよー、帰れよ。助ける気がないんだったら、さっさと帰り ゃー、いいじゃない。何もせんで、ボケーッとつっ立って、ほんま、邪魔くそんなる!  人が苦しんでる姿を側で見ながらニタニタにたつきやがって、お前ら、性格、悪す ぎるぞぉ。助ける気があるのか無いのか、よー分からん、思わせぶりな態度とりやが ってからによー。中州にいた奴だって、助けてくれると思っていたからこそ、そこで、 じっと待ってたわけで、あれが最初から助けるつもりが無い、という事が分かってい たら、流れの少ない、もう少し早い時期に自力で岸に泳ぎ着いて、半分ぐらいは助か っとったかもしれんぞー。そーだろがぁ。夕方頃になってからヘリコでぶんぶん飛び 回りゃーがって、ざーとらしい。お前ら、絶対、化けて出てやっからなぁ。憶えとけ よぉ。(以後標準語に戻る。)

障害者の方が懸命に生きている姿を報道する番組って、ありますよね。脳性麻痺の子 供とか。この手の番組というのは、大概、高視聴率を取るもんです。だって人の不幸 を見るのって楽しいじゃないですか。テレビの前で、「かわいそー。かわいそー。」  だけだったら、誰にだって言えるもんです。言う事によって慈悲深い自分の姿に酔 う事が出来るというか。こういう人に限って、案外、内心、喜んでいるわけです。「 ほんとに、もぅ、頑張っとるねぇ。うちらあぁも、頑張ろうねぇ。うふっ。」 みたいな、井 戸端会議のクソばばあ。せんべいをバリバリ食いながらマラソン中継のテレビを見て、 ゴールの瞬間の時だけ、わんわん涙を流すデブばばあ。(我々は、この様な人達の行 動を、”感動のただ乗り現象”と呼んでいる。) 家族の人から見れば、そういう身 内の不幸を画面に晒すのは、決して、嬉しい事じゃ無い。それを敢えて取材に応じて いるのは、何かしら、実際的な援助を求めているわけです。ただ単に、”かわいそ、 かわいそ”だけだったら誰にも言える。そんなに、かわいそうなんだったら、行って 自分で手伝えよ。それが出来ないんだったら、少しでもお金を送金しろよ。自分は何 もしないくせに、”かわいそ、かわいそ”だけなんて、何もしないんだったら、そう いう事を言ったり、ジロジロ見たり、すな!っちゅうんだ。さっさとチャンネル変え て、他の番組見ろよ。というのは、ちょっと、言い過ぎかもしれません。私が馬鹿で した。ごめんなさい。




● 若貴兄弟

結論から言えば、協会の連中が口出しし過ぎたんだな。実際、曙が一番強かった頃、 たった一人で立ち向かったのは貴の花だけでしたからね。小さな体に鞭打って、「勝 てー! 勝てー! 絶対負けるなー!!」 といわんばかりに背中を押しておきなが ら、いざ、曙が弱くなって当面の危機が過ぎ去ると、うって変わって、今度は、ベタ ベタとした気色悪い兄弟愛を演じろなんて、そりゃ、あんた、幾ら何でも、虫がよ過 ぎるだろ、と思うのは人の常、別に貴の花一人に限った事ではありません。 一端、土俵に上がったならば、一対一の男の勝負。親兄弟は関係ありません。強い者 だけが生き残り、弱い者は滅び去る。それが勝負の世界の厳しい掟というもんです。 ”出る杭は打て。”式に、人の頭を押さえつけるのは、よくないっすよ。好きな様に やらせてあげればいーじゃないですか。二人とも子供じゃないんだし。






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