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当世時事辛口批評8
(1999年12月後半〜年末)






● 突然ですいません。


レジストリいじってたら、IE5のオプション設定画面がこんなんなっちまったー!!
(文字が大きくなって全体が表示されない。)
一体どうやったらなおるのだー!
誰か教えちくれー!!

(※ 壁紙は藤崎 奈々子です。)





有り難う御座いました。お陰で無事、修復する事が出来ました。





● 医療の発達は誰のお陰か?

普段我々が病院にいった時、医者から”カルテ” なるものを作られますが、あれは一体何語で 書かれているか、ご存知でしたでしょうか。英語の様にも見えますが、実はあれはドイツ語で す。なぜかと言いますと、患者に病名を知らせない意味もありますが、当時、ドイツが一番医 学が発達していたからです。ですから戦後、医学を志す者はドイツで医学を学ぶ為、こぞって そこへ留学した名残(なごり)が今でも残っているというわけです。では、なぜドイツで医学 が発達したかといいますと、ズバリ、ユダヤ人の生体実験があったからです。実際、頭蓋骨を 切り開いて脳ミソの中を弄(いじ)くりまわす事が出来るのは戦時中くらいのものでしょう。 右目と左目を付け替えてみたり、肺や肝臓を少しずつ切り取っていつまで生きるか試してみた り。そんな実験結果を記録した膨大な資料がドイツに残っていたからです。
ユダヤ人の大量虐殺など日本人とは全く関係無い事だと思っている人がいる様ですが、それは 大きな間違いです。なぜなら彼らのお陰で脳生理学や脳神経学が飛躍的な進歩を遂げたのです から。私がメ○ソンに対して寛大なのも、少しくらいは彼らのワガママも聞いてやらなければ ならないと思っているからです。人間はとかく楽しい事、きれい事に逃げ込みがちで、ユダヤ 人の大量虐殺とか南京大虐殺とか、暗い陰の部分には目をそらしてしまいますが、もし、あな たが本当に人間らしい、見せかけではない幸せを得たいと願うなら、それらを 避けて通る事は出来ないでしょう。

(※ かなり昔の映画だと思いますが、ある日本人医師が軍に強要されてアメリカ人捕虜を生きた まま解剖実験するという、古い日本の白黒映画、確か 「象牙(ぞうげ)の塔」 とかなんとかだ ったと思いますが、ハッキリ言ってスゴイです。例えどんなに最先端のSFXを駆使したハリウ ッド映画でさえも、あんな映画は二度と作れんでしょう。キリキリと息詰まる様な凄まじいまで の緊迫感が見る者を圧倒するという、隠れた傑作中の傑作です。)




● アメリカ大リーグ事情   ー なぜ野茂はヒーローになれたのか ー

日本がバブル華やかなりし頃、”畜生、あの連中、忌々(いまいま)しい。” という思いの一方で、”あの日本人の 温厚さと腰の低さは、一体どこからくるのだろう。” という思いがあるというのもアメリカ国民の深層 心理ではなかったのでしょうか。何か腹は立つけど友達にもなってみたい。あの不思議な和びさびとはど ういうものか、一度近くで見てみたい、と思っていたその矢先、柔和で日本嫌いの野茂が素直にアメリカ に受け入れられたというわけです。大リーグにおいて魅力的なゲーム内容を演出する上で、日本人はピリ リと効いた、一種のスパイス的な役割を果たしているのではないでしょうか。
当時大リーグのスカウトマンは、桑田を大変に欲しがっていた。その理由とは・・・

@ 大リーグで通用するだけの腕がある。
A ”のっぺり顔に細い目をした何を考えているのか分からない、ブツブツブツブツ一人呟(つぶや)く 不気味な東洋人” というイメージにピッタリ合ったハマリ役である。
B 悪役を演じ切るだけの演技力と包容力を持っている。
C 英語力がずば抜けて優れているので、チームメイトともうまくやっていける。
etc・・・。

つまり向こうのスタッフからしてみれば、
”アイツはプロ(ビジネス)というものが何たるか、よく分かってる。”
という事になるわけです。 これを読んでおられる読者の各々(おのおの)方よ。決して怒(いか)ってはいけません。あの温厚な ジャイアント馬場でさえ、アメリカ興行の際には、シリーズを通して悪役レスラーを演じていたので す。
よく日本のマスコミは、”○○○○を大リーグに!!” と推(お)しますが、正直言って私は あまり賛成ではありません。確かに彼は腕は超一流、大リーグでもおつりがくるくらい十分通用する だけの技術力も持っている。しかしおそらくうまくはいかないでしょう。なぜなら彼の場合、親も彼 を野球選手にしようとしたし、自分も野球選手になる事を疑わなかった、言わば人生の選択の危機を 経験していない早期完了型の職人気しつのタイプの人だからです。いい意味でも悪い意味でも・・・。 (詳しくは、「その38 学生の自己確立について」をご覧下さい。) 大リーグでは、やはり主役にな るのはアメリカ人ですから、一途で実直過ぎる彼のこと、逆に才能を潰される事にもなりかねません。 (○○○○さん。ゴメンナサイ。)
思うに今の野球人気の衰えは、ひとえに名悪役がいないせいでしょう。野球をプロレスと同等に比較 するのはちと、酷かもしれませんが、プロレスの場合、始めは炊事、洗濯、リングの後片付け、はた またイベント会場でのグッズの販売、便所掃除、町中に出てのビラ配り、ポスター貼りなど、誰の力も 頼らない、全て一から自分達でやる為に、悪役の演じ所というものを、自(おの)ずと身に付けて行く わけです。それがこと、野球となると、企業やスポンサーの思惑(おもわく)が絡(から)んで経営 そのものがシステム化されており、内野スタンドの椅子の拭き掃除すらした事がないような年俸何億円 も貰っていたスター選手が、
「これからは別な奴をスター選手にする事になったので、ハイ、あんたは明日から、やられ役を演じな さい。」
と言われたって出来るわけがない。球団を飛び出てあちこちチームを転々としている内に、どこへとも なく消えていく・・・というのがオチです。そりゃスター選手に5億円出すのも悪いとは言いませんが、 それだけ金があるんだったら、その中のせめて一億円ぐらいは、脇役を育てる為に使ってもいいのでは ないかと、私なんかは思うわけです。
とは言え、これも度が過ぎると考えものです。昔、ブラッディー・ザ・ブロディーというプロレスラー がいたのを憶えていらっしゃいますでしょうか。リングの上では けたたましい雄叫(おたけ)びを上げ ながらチェーンをブルンブルン振り回す野獣振りを熱演した彼ですが、控え室に戻るとファイトマネー から何から金の管理は全て自分一人でやる、計算機片手にシャカシャカ帳簿をつける彼の姿を想像した だけで、思わず滑稽(こっけい)に思えて来るではありませんか。が為に、プロモーターとお金の事で 話がもつれ、腹をナイフで刺されて呆気(あっけ)無く死んでしまいました。でも彼が死んだなんて未 だに信じられません。私の脳裏には、彼が元気に雄叫ぶ姿が今でも鮮明に焼き付いています。




● ま○坂君フィーバー

あの様ないたいけな青年を商売の道具に使うとは、日本の企業というのも何という卑劣な連中なのだろう・・・。
まあいい、いずれ一人残らず死に絶えて行く事になるのだから・・・。




● 桶川女子大生刺殺事件

人様の色恋事に口を挟むのもどうかと思いますが、女が嫌だと言えば、男は素直に手を引くというのは 恋愛における基本的なルールです。その基本的なルールさへ守れない様な奴は、そもそも恋愛 なんかする資格など無いでしょう。




● 動物と人間の違いとは?

動物と人間の違いと言えば、諸々様々な定義があるでしょうが、結局、動物であれ人間であれ、 運の悪い奴はくたばるし、運が良ければ生き延びる。では一体、動物と人間の違いとは何なのか ? 以前私はこういう経験をした事があります。
私は時々気晴らしにバイクに乗るのですが、調子のいい時には、どんなに危険な事をしても絶対 事故は起こらないし、起こらないんだ、という何か確信みたいなものがある。その一方で調子の 悪い時には、どんなに安全運転をしていても、必ず危険な目に遭ってしまう。バイクのフルフェ イスのヘルメットは視界が悪く、直視とバックミラーからは確認出来ない ”死界” という範囲 が斜め後ろに存在します。一応、教習所では進路変更の際、ウィンカーランプの合図と共に必ず 首を横に向けて死界に車輌がない事を確認する事になっているのですが、普通、公道を走る時、 そんなひまな事をする奴は殆(ほとん)どいない。なぜならいちいち振り向いて直接目視するの は面倒だし、後ろの車輌の動きはおおよそバックミラーで掴めるわけで、今までどこにもいなか った車が突然、死界の中に入る事など有り得ないからです。
その日私はバイトを終えて、夜の2時頃だったでしょうか、車のいない公道をバイクで帰っていた ところ、いくら安全運転を心掛けているにも関わらず、何か嫌な予感がしてならない。自分は結構、 虫の知らせというか感が働く方で、車も殆どいないし馬鹿らしいとは思いつつも、ここは一つ、 教習所で教わった基本に立ち返ろう思いました。そうこうしている内、辺りに車はいなくなり、 進路変更をしようと思い、ウィンカーランプを出すと同時に隣の車線に移動しようとした時に、ここ は万全を期そうという事で死界を見る為、斜め後ろを見た瞬間、白いエアロパーツを付けた大型の 改造車が、大爆音と共に私の側ぎりぎりの所を 120km以上のスピードで駆け抜けて行きました。 私はあれほど周りの車の動きに気を遣っていたはずなのに、いつ私の死界に入り込んでいたのでし ょうか。もしあの時、死界の確認をしていなければ、私は確実に死んでいたでしょう。その時、 私は思いました。
「人間とは、知恵と努力で、本来定められている運命を変える事が出来る。」
これが動物と人間を隔てる、大きな違いではないでしょうか。




● 上祐氏の刑期満了

しかし、なぜ、オウムはあの様に社会から叩かれるのだろうか。何か事がある度に、マスコミは こぞって彼らを大々的に報道する。これはただ単に、 ”サリンをばら撒いたから” という理由 だけであろうか。私には何か、単なるテロ集団への対処とは違う、別の思惑(おもわく)がある 様に思えてならない。
よくテレビなどで、二十歳前後の若い信者が黙々と荷物運びをする姿が画面に映し出されるが、 芸能人やスター選手など、企業にくみする者は望む物を与えられ、楽しい思いをしているという のに、一方では多くの大人達から攻撃される。元をただせば同じ年頃の若者でありながら、なぜ、 こうも大きな違いが出て来るのだろうか。
おそらくこれは、団塊の世代に拳(こぶし)を振り上げた者か否かによるものだろう。日本の高度 経済成長期に生まれた彼らは今、50才前後、ちょうど会社の管理職にある年代。社会的地位と 年齢に相応(ふさわ)しい年俸を得る必要のある彼らにとって、若者に反旗を翻(ひるがえ)され る事は、致命的な事なのだ。小子・高齢化時代の社会情勢、莫大な人件費を捻出する為にも、 一人でも多くの若者を手懐(てなず)けておく必要があるのだ。
”我々に拳を振り上げると、どういう目に遭うか?”
”大企業に対決を試みた者は、どういう悲惨な思いをするか?”
それらを若者に思い知らせておかなければならないのだ。マスコミや大人がこぞって彼らを攻撃する のは、こういう理由があるに違いない。言わば一種の、 ”見せしめ” となっているのだ。
だからといって、人殺しをしてもいい、というわけではないが・・・。






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