バナー広告主募集中!!
(デサイン持込可。450*60ピクセル)
詳しくは、こちらまで。
当世時事辛口批評16
(2001年8月〜2001年11月末)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
更新が遅れ、大変申し訳ありませんでした。重大な身の危険を感じた為に、暫くパソコンを扱えない状況下に身を隠しておりました。 つい今しがた戻ってまいりましたので、これからは定期的に更新出来るものと思います。大変ご迷惑をお掛け致しました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
● 金融バカよ。株価と共に露と消えよ。
普段、あなたが職場の中で、上司に手ひどくなじられて、重い足を引きずって、何とか家まで辿り着き、TVのつまみをパチリとひねり、 映った映像を見た瞬間、証券会社を主(おも)にした、外資系の従業員が、都心の綺麗なオフィスの中で、スーツを着込んだ外人と、楽 しそうに働きながら、高給を得ている事を知った時、あなたはそれを見て羨(うらや)ましいと思った事は無いだろうか。恐らく一度は あるはずである。しかしそれも無理はないだろう。なぜなら彼等はあなた方の羨望(せんぼう)の的になるべくしてなった、虚飾のビジ ネスエリートだからである。
いや、突飛な話しでまことに申し訳無い。これをもっと分かり易く説明しよう。例えばあなたが、僅かばかりの蓄財と、無価値の荒地を 持っていて、それを元手に一山当てようとした時に、次にあなたはどの様な事をするだろう。答えは簡単である。今あなたが持っている、 なけなしのお金でダイヤの原石を買って来て、その荒地にばら撒(ま)いておけば良いのである.後は洒落た酒場に出向いて行って、あ なたの荒地の地下深く、ダイヤの鉱脈があることを、うわさ話しで流せば良い。それを小耳に挟んだ人々が、あなたの荒地に出向いてい って、あなたが埋めた原石を、運良く掘り当てる事が出来たなら、それらはたちまち噂にのぼり、メディアやマスコミが押し掛けて、あ なたの土地は騰貴して、あなたの土地でダイヤを掘らしてくれという人達が、わんさと出て来ることになるだろう。あなたはそれを拒む 必要は毛頭無い。あなたは作業員が動かす重機を造る会社を建てても良いし、或いはそこで働く人の為、寮を経営しても良いだろう。い や、毎日、働くだけでは能は無い。もたげた不安を蹴散らす為に、カジノを経営するなんてのもグッドアイディアである。ま、いずれは ダイヤの鉱脈など只の創り話しである事に気付いた人が、一人二人と去るだろうが、その時、あなたは既に大金持ちになっているであろ うから、後はアメリカにでも行って、悠々自適に暮らせば良いのである。事実、1848年のゴールドラッシュの時、実際に金持ちにな ったのはそこで働く鉱夫などでは決してなく、彼等の作業服や食べ物を売った商売人であったし、南アフリカの鉱山で、その日暮らしの 黒人が、ダイヤを求めて穴を掘る、その動機付けを促す為に、そのダイヤの原石をわざとあちこちに予(あらかじ)め埋めていたことは、 殊(こと)に有名な話しである。
実はメーソンのしている事も、これとたいして変わりはないのである。彼らメーソン系列の銀行は、傘下の中にある一企業、独占的な融 資をし、他の同業者を一つ残らず蹴落とすのである。無論、その当の企業が優れているか否かは、ここでは全く問題では無い。(という より、寧ろバカな連中の方が扱い易いのである。それが誰を示しているものかは、賢明な読者の方は既にお分かりであろう。) 彼等は この様な行いを繰り返し、世界経済全体を己の築き上げた金融システムの中へと引きずりこんでゆくのであるが、これらの事を何も知ら ない一民間企業の事業者は、彼等と提携を結ぶなり、不思議なくらいに融資が進み、願ってもない取引がある日突然、舞い込んで、滞り 無くスムーズに話しが運ぶので、もはや彼ら無くしては生きて行く事が出来ないとさへ思う様になるのである。
よく日本人は、”私達は本当に金持ちで豊かになった” と口癖の様に言うのだが、これは単なる言葉の綾(あや)でしかない。確かに戦 前に比べれば、我々はその数倍の富を所有しているかもしれないが、実際にはそれ以上の労働を提供しているのである。では残りの差額 は一体どこへ消えたのか? つまりそれらが政治家の接待費となり、官僚の天下り先への補助金となり、ひいてはメーソン系外資系金融機 関へと流れ込むと同時に、世界金融システムの一部として構築されるのである。第一考えてもみてほしい。普通アフリカの原住民は、 一週間に一度働くだけで生きていくことが出来るのに、我々日本人は一日でも仕事を休めば、その日の糧にさへ困る有様ではないか。こ れの一体どこが裕福と言えるのか。そんな時、我々はアフリカの飢餓の様子をテレビで見、それで心の慰(なぐさ)めを得るのだが、そ れら飢餓の蔓延する地域とは、過去において安易に資本主義を受け入れた地域であり、古くから先祖の伝統を守り続けてきた部族の人達 は、毎日、新鮮な魚や果物を食べて暮らしているのである。しかも彼らは古い魚を嫌う為、週に一度のローテーションを組んで働いてい るのだが、多少の傷みを我慢すれば、一月に一度働くだけで済むのである。裏を返せば、困ること無く、毎日おいしい食事をすることが 出来るからこそ、文明というものが発達しなかったわけで、日本人が彼らより幸せで富んでいるとは、決して言い切れないのである。
詰まるところ彼らフリーメーソンは、ある国に対して戦争や内乱を引き起こし、と同時に、他方の国に武器をつくらせ未然の好景気をも たらす事は、彼らにとってはいともた易いことなのだ。それらの取引で利鞘(りざや)を稼ぎ、途方も無い莫大な利益を彼らが手中に収 めていることは、もうお分かりのことである。しかも彼らの戦略は、決して利口な者に儲けさせることはしないのだ。なぜなら愚か者を まつり上げ、彼等に富みを与えれば、やがてその国は風紀が乱れ、いずれは武器を売りつける術(すべ)となるべき戦争を、容易に引き 起こす足場に出来ることを、彼等は既に知っているからである。メーソンはこれらの世界経済システムを、50年周期で定期的に交代さ せているのだ。無論、その愚か者というのが、日本の巨大銀行であり、今はやりのIT長者であり、医学部の甘ちゃんニ代目学生であり、 大企業と言われる総合商社であり、政治・経済のプロを自称する宮沢喜一であることは言うまでもない。
では当のフリーメーソンは、彼ら日本人達を、一体どの様に思っているのだろうか。これについてプロテスタント牧師、小石 泉氏の著 書、『ルシファー 最後の陰謀』(第一企画出版 定価1,200円) の中におもしろい記述がある。それにメーソンの世界統一プログラ ムの計画書と噂される ”シオンの議定書” の直訳が載っているのだが、それをここで抜粋させて頂こう。
**********************************************************
非ユダヤ人がメーソン結社に加入するのは好奇心からか、あるいは結社のお蔭で何か旨い汁に有りつかんとするためか、または公衆の面前 で懸河の弁を揮(ふる)い、無稽な空想を吐露する機会を得んがためである。しかして彼等は演説の成功と、我々が与える拍手を渇仰して いる。
我々は故意に彼等の演説を成功させるが、それは彼等の自負心を利用するためである。自負心がある時は、自説は譲らず、他人の説は容れ ることが出来ないと自信しきっているから、かえって乗じやすく我々の意見を注ぎ込むにはもってこいである。非ユダヤ人が自負心に慢じ きっている時は、いかに彼等を子供扱いすることが容易であるかは、ユダヤ人諸君の想像以上である。すなわち些細な失敗、例えば拍手を 止めるだけでも彼等をまごつかせ、成功を回復しようとする奴隷的服従を表さしめる事が出来る。
**********************************************************
まさに図星ではないか。そもそも彼等の生み出した金融システムの数々は、いわば土地を持たない彼等の先祖が、どうやって資金だけで生 きていくかの三千年来の生死を賭けた究極の知恵なのである。それが日本の大学の講義室の一室で、たかだか2〜3時間、教科書かじった くらいで太刀打ち出来るわけなど無いのである。それとここで注意しておいて頂きたいことが一つある。上に挙げた、”ユダヤ人” とは、 本来のユダヤ教信者とはかなり異端なものであり、今現在、普通に暮らしているユダヤ人とは全くの別団体と見ても良いだろう。
少し余談になるのだが、ここに面白い話しがある。以前、堺屋太一氏が経済企画庁長官であった時、彼の提案したIT講習券発行の構想を、 IT戦略会議のメンバーであるソニーの出井会長が、”お前はバカか?” と言わんばかりに一蹴した経緯(いきさつ)があった。つまり、 そんな事をやらかす金と暇があるならば、より一本でも多くの光ファイバーを敷設しろ、ということなのだが、これは恐らく官僚達に吹き 込まれたものに違いない。(IT旋略会議については、辛口批評15 ”永久(とわ)に眠れ。官僚よ。汝の滅びの時は近い。”も御参照下 さい。) それがここへ来て、出井会長と他の官僚出身のメンバー達と、うまくいってない様なのである。ソニーの出井会長は、根からの技 術バカなので、純粋に通信速度の向上を願っているのである。また官僚達にしてみても、スピードが速ければ速いでそれに越したことはな い。ただし、あくまで税の徴収システムにうまく乗っかった形で速くなって欲しいのである。裏を返せば、幾らスピードが上がっても、そ れが税の徴収システムに合わないならば、寧ろ今の経済構造を維持する方がましなのだ。結局、政府は、ソニーに e−バンクの権益を与え るその見返りに、彼等の技術力を利用しようとしたのだろうが、仲違いした今となっては彼等に e−バンクの免許を与えた意義も既に無く なってしまったというわけである。しかしそれにしても、”インターネットの出来ない奴は当社に応募するな” などと言おうとは、世界広 しと言えども出井会長くらいのものではないだろうか。技術屋にあらずんば人にあらずと言わんばかりのその態度、さすがは天下のソニー である。(笑) 何にせよ、このファイバー敷設の問題は、今の政府と郵政三事業の民営化に話しが絡(から)んで来るのだが、それは以降 のトピックで詳しくお話しするとしよう。
● 郵政三事業の民営化
私が今の総理について、彼の掲げる政策を、彼にあれこれ問うことは、敢えてここでは避けておこう。彼がとういう人物か、私は全く興味は 無いし、彼の唱えるところのものは、官僚達からそっくり吹き込まれたものであり、それで彼を責めたとしても、全く意味をなしはしない。 ところで自民党の若手議員のおのおの方よ。彼が党の幹部から、タップリ与えられた愛情を、あなた方にも与えられると思ったら、それは大 きな間違いだ。なぜなら彼は、メディアの受けを良くする為に、優遇されたものであり、あなた方若手議員全ての者に、くだらぬ愛情を注ぐ ほど、党の幹部はヒマではない。ま、いずれにせよ、派閥の理論を超えた新党首を持ち出すことで、互いの派閥が結束し、首相がカメラに微 笑むそのかわり、党が主婦の支持を得る、メディアと政治の持ちつ持たれつの共生を、最大限に発揮出来たその功績は、党の伝家の宝刀を、 上手く果たしたお手並みとして、ここではひとまず、”おめでとう” と称(たた)えておこう。
さて、彼の人気ぶりはワイドショー番組に譲るとして、ここでは早速本題に入らせて頂くとする。一般的に言われるところのものを引用すれば、 郵政三事業の民営化によるメリットは、特殊法人に貸し出された融資を打ち切り、より効率的な投資を行なう事が出来るとされる。また、その 逆のデメリットとしては、過疎地の村など、採算のとれない郵便局は、順次廃止されると目される。確かにそれも一理あろう。しかし特殊赤字 法人への融資の停止は、別に民営化などしなくても出来るわけだし、同じ構造改革を言うならば、それより先にやらなければならない事は、他 にもまだまだあるはずである。そもそも自民党の支持層は、郵便口座を主に持つ、一般労働者や高齢者、そして中小・ゼロ歳企業であるはずな のに、それらの反感を買ってまで、民営化を行なおうとする事は、何か解(げ)せない話しである。私の見る限りにおいてでは、郵貯はバブル に浮かれること無く、実に堅実にして来たし、対応もすこぶる丁寧で、年金需給者の信頼も厚い。にも関わらず、それを強引に民営化しようと するのは、どこか妙に腑に落ちない。
思うにこれらの改革は、以下の三つの思惑が絡んでいるものと推測される。
@ 公共事業発注によるゼネコンからの見返りが乏しい今、新たな天下り先を確保しておく必要がある。
A 郵貯は何と言っても日本最大の貯蓄高を誇る。相次ぐ銀行の破綻のさなか、不良債権処理に注ぎ込まれる更なる負担増を、郵貯から流用す る計画を練っている。敢えて皮肉を込めて言うならば、バクチ(=工事請負の見返りとしてもたらされる政治献金)に狂った酒乱のオヤジ(= 官僚に手懐(なず)けられた自民党)が、今月末まで暮らさなければならない最後のお金(=老後の為の年金基金や郵便貯金) に遂に手を出し てしまった、というところだろうか。ひょっとするともはや既存の銀行は、利子を払うお金さへ底をついているのかもしれない。勿論、かれら は資産がタップリあると言うだろうが、それらはレジャー施設の目的で、無価値の山奥に造成された広大な土地であり、そんなものは全く当て になるものでは無い。にも関わらず、彼等はそれを10数億円分の価値のある土地だと言い張っているのである。
B 郵政が民営化された以上、それらの経営責任は、もはや国には存在しない。つまるところ、それらが倒産しようとも、一民間企業のことで あり、貯金の全額保護の義務は国には無い。最悪の場合、郵貯を根こそぎ不良債権処理に注入し、あとは計画倒産という、超ウルトラC的な技を 見せてくれるのかもしれない。
いずれにせよ、多額の預金を郵便局にしている人は、早目早目に解約しておいた方が良いと、私などは思うのだが、今の首相に対する支持率は、 88%を超える勢いだそうだから、さしずめ自分の愛する恋人に、首を締められ死ぬならば、それはそれでまた本望(ほんもう)、ということ にでもなるのだろう。(笑) ま、何にしても、私が彼に一言付け加えたい事があるならば、私が納めた年金は、必ず全額、利子を付けて返し てくれ、ということだけである。
ところで話しは跳ぶのだが、私は以前、警備員のバイトをしていた事をお話しした。その時のことなのだが、どうも国は上水道やガス管を、血眼 (ちまなこ)になって捜しまわっている様なのだ。これらはファイバー敷設とも深く関連しているのだろうが、戦後、網の目の様に張り巡らされ たライフラインの数々を、詳しく図面化しているに違いない。公共投資による税収入は見込めない現状で、新たな収入源となるであろう、通信設 備のインフラは、膨大な人件費を抱える彼等にとって、税徴収の最後の切り札となるのだが、私がそれらの企みを、ここでばらしてしまった為に、 もはや期待出来るものではない。となれば、彼等の行動から導き出される解答は、おのずと限られてくるだろう。恐らく彼等官僚は、最後の残さ れた手段として、水道・ガス・電気その他諸々に、高率の税金を課すだろう。無論、あなた方から政府に対する非難の声が上がるだろうが、何の ことはない。そんな時は静かに水道の止水バルブを、キリキリ閉めれば良いのである。あなた方の国に対する怒りの声は、文字通りじきに静まる ことだろう。(笑) 何にせよ、ある特定の一地域で同じ症状の病気が発生したならば、何か毒物がライフラインに混入されているものと疑って 見るべきである。
ところで、彼(=小泉 純一郎 氏)が総理に推された背景として、厚生省の強い後押しを受けた事が挙げられよう。実は ”政・官・業” の癒着 には、ゼネコン・運送の類(たぐい)のほかに、医療や製薬の現場にも存在しているのである。私がこの論文で公共事業のからくりを暴いたお蔭 で、世間一般でも広く取り上げて貰える様になった。彼等ゼネコンの後始末はテレビやメディアに任せるとして、私はこれから、心おきなく厚生 省を攻撃出来るというわけである。
私は十数年来の生粋(きっすい)の花粉症なのだが、花粉症の薬の価格は一向に安くならないのだ。国の植林政策の失敗により、これほどまでに も花粉症の被害が拡大しているというのに、薬の価格は各社一様、決まった様に横並びに並んでいるというのは、実におかしな話しである。仮に、 あらゆる努力を払って良い薬を作っても、或いは、あらゆる経費を削減し、価格を安く抑えても、決して厚生省の認可が下りることは無いだろう. それも当然のことである。厚生省OBの天下り先を用意しておかなけらばならない製薬会社にとって、安くて良い薬など、作れるわけなど無いの である。彼(=小泉 純一郎 氏)が厚生省の後押しを受けたのも、これらを黙認する姿勢を示した事が、最大の要因と言えるだろう。その証拠に、 彼の傍(そば)には、いつも坂口厚生労働大臣が、背後霊の様に不気味に付き従っているではないか。
とは言え、いつもいつも小泉氏が厚生労働省の思う通りに操れるわけでは無い。小泉氏がこの時期、首相に選ばれたのも、ハンセン病訴訟を控え てのことだったのだが、結局、彼が控訴を断念した事で、厚生労働省は多額の保障を捻出しなかればならなくなった。厚生労働省にしてみれば大 きな誤算だったろうが、しかしそれでも小泉氏に対する支持率は高いわけだから、当分の間、今の医療に対する手厚い保護は変わることはないは ずである。ところで唐突ではあるが、小泉氏が控訴を断念するとの談話を聞いて、ある厚生労働省の幹部が、『旧厚生省が犯した責任を我々が取 らされるのは納得がいかない。』 と言っていた。しかし、厚生労働省の幹部の人達は、旧厚生省が築き上げた既得権の上に胡座(あぐら)をか いているわけだから、そういう事を言うのは筋違いというものである。
● 柏村さん。頑張ってください。私が応援しております。
広島の空港事情に関連し、ちょっと面白い話しがある。以前、広島に離着陸するジェット機は、全て西区観音町にある広島西飛行場だったのだが、 東広島に広島空港ができて以来、ジェット機の運行は原則そちらに移ってしまった。この広島空港を始めとする東広島の再開発計画は、辛口批評 15『長野県のみなさん。それはちょっとまずいでしょう・・・。』 でも述べた通り、県を挙げての一大プロジェクトなのだが、ここで面白くな いのは広島市である。今まで市の財政を潤してきた空港税は、全て県に移ったわけだし、バスに乗れば広島駅から僅か20分で直行出来た西飛行 場に対し、広島空港へのアクセスは、恐ろしく交通の便が悪いのだ。今まで気軽に西飛行場へアクセス出来た利用者から、非難轟々なのである。 しかし大手ゼネコンや政治も絡んだ、この一大プロジェクトは、莫大な投資をしている以上、もはや絶対後戻りは出来ない。それで強引に利用者 の目を、東広島に向けさせようというわけである。結局、両者を交えての協議の結果、高い着陸税を支払うことで、西飛行場にも、一部ジェット 機の運行が認められたわけだが、その負担増を被るのは、我々利用者であることには違いない。
私は今まで色々な基礎工事のバイトをして来たが、その都度、”檜山(ひやま)” という名前を耳にした。”樋山” とは即ち、広島安芸区から 選出された、自民党公認の県会議員なのだが、どうもこの人物が一くせある人物らしいのだ。”曲者(くせもの)”、”切れ者”、それが私が人 から聞いた、彼の人物評である。実は広島における建物は、その大半が大林組の手によるものなのだが、この檜山という人物の親族が、そこの役 員らしいのだ。公共施設を建てた以上、そのメンテナンスにも金と人手が掛かるわけだが、どうもこの檜山議員が、自分の口利きのない業者には、 絶対、仕事を与えないらしいのだ。”しかし、公共設備のメンテナンスであれば、当然、県の予算から捻出されるわけだから、そこには入札制度 があるだろう。” と言われることに違いない。いや、全くその通りで、実はそこにカラクリがあるのである。つまり県の予算配分が決定され、業 者への受注が始まるのが5月始めらしいのだが、入札は僅かその半月前に行なわれるのである。例えばこれが古参のものならいざ知らず、新規参 入の業者が仮に落札したとしても、段取りも何も分からない情報不足の段階で、たった一月で資材や人手を準備するのは不可能である。結局、準 備が間に合わず、納期が遅れることになるわけで、そこですかさず檜山議員が揚げ足をとるというわけである。だから自分の口利きの無い新参者 に、入札させては駄目なのだと。しかも人から聞いた噂によると、自分の口利きのない業者がメンテナンスを落札した際、かれらに資材を廻さぬ 様、裏で業者に手をまわしているそうなのである。もし納期が遅れるのが仕事を外す原因ならば、入札を半月以上も前からしておけば良いではな いか。しかし県議会議員の半数以上が自民党公認である以上、そうはならないのが、ミソなのである。(笑) 恐らく自民党政調会長 亀井 静香 とゼネコンの仲を取りもったのも、この人物と思われる。
更に面白い話しがある。広島県知事、 藤田 雄山 は、東京生まれの東京育ちなのだが、実は彼も藤田組の役員の、甥っ子にあたるのである。以前、 お話しした駅前再開発計画のおり、その表玄関にあたる駅前大橋を最初に請け負ったのが藤田組である。実はこの橋の建設費は52億円もの工費 が注ぎ込まれているのだが、いくら最新工法で片側三車線の幅があるとはいえ、たかだか20〜30メートルの橋を架けるのに、52億もの金が 掛かるものだろうか。尚、この橋に関してであるが、建設途中でクレーン車が作業台から5メートル下の橋げたに横転、落下し、重傷か死亡かよ く憶えていないが事故が発生した。その際、警察の捜査が入り、途中から請負業者が藤田組から他の業者にかわってしまった。現在は完成してい る。
この様に見てみると、その工費は一体どこから出て来るのだろうと思われることに違いない。一般的には工費の負担割合は県が四割、国が六割程度 とされている。しかし実質的にはそれに見合う地方交付税が支給されているわけだから、県には全く負担が掛からない仕組みになっている。無論、 それらは税金から捻出されていることは言うまでもない。しかるに政府はどうだろう。私があれほど口やかましく言っていたにも関わらず、散々無 視しておきながら、公共投資による乗数効果が見込めないと分かるや否や、突然、地方交付税の支給をうち切って来た。今まで手ひどく山肌を切り 崩しておきながら、ある日突然、交付税をうち切るとは、何て無責任な奴なのだろう。せめて次のソフト産業を育成する補助金だけは出して貰いた いものである。
広島県知事、藤田 雄山よ。これ以上、無駄な公共事業をしていると、後で取り返しの付かない事になることを、私はくれぐれも言っておく。(※ 広島県庁の電話番号。082−228−2111)
● 墓穴を掘ったな。外務省。やはり汝の滅びの時は近かった・・・。
さて、昨今の政治・経済にまつわる諸騒動、案外、頭がこんがらがって困っている人も多いのではなかろうか。よかろう。私がこれらの現象を、噛 み砕いて説明しよう。まず始めに、以下の項目を頭にとどめておいて貰いたい。これらの事項を予備知識にしておくことで、このトピックの理解に 大いに役立つことに違いない。
*******************************************
我々から見れば只の外人国家アメリカも、実は大きく分けて二つの主流派が存在する。まず一つ目は、世界を舞台に諸取引網を拡大し、それらの利 鞘(りざや)で莫大な富を得ている集団である。いわゆるこれがロスチャイルドと呼ばれる世界金融商社であり、ホワイトハウスの実権を握ってい るのも彼等自身である。寧ろメーソンロッジと呼ぶ方が相応しいかもしれない。二つ目は古き良きアメリカを再興しようとする、自主独立派の人々 である。アメリカ経済を支える現場の労働者が、この人達であり、日本企業の進出を忌み嫌っているもの、また事実である。
A 人から見れば一枚岩の様に見える自民党も、実は各々、お抱えのパトロンとなる省庁を持っている。例えば、今の首相である小泉氏は厚生労働 省、田中真紀子は旧建設省、橋本派である鈴木宗雄は外務省、宮沢喜一は旧大蔵省、それぞれが縦のブロック構造を形成している。中でも、亀井静 香と旧建設省との癒着の構図は、殊(こと)に有名である。
*******************************************
では早速、本題に入るとしよう。まず田中真紀子大臣のミサイル防衛構想発言である。そもそも外務省は予備知識にある通り、メーソン系列と深い 関係にあるのである。当の日本が独立派から手ひどいバッシングを受けながら、それでも日本企業が世界をまたに商売が出来るそのわけは、実は彼 等の恩恵に預かっている部分が多いのである。先のトピックでも述べた通り、メーソン系列の銀行は、物を動かすことにより、その利鞘を得ること を生業(なりわい)としている。となれば、常に武器を使って殺し合いをする国と、その武器、或いは部品を造る製造国が、ペアで存在する必要に 迫られる。その際、資本主義を忠実にこなす彼ら日本の官僚は、実にメーソンにとって好都合な存在なのだ。言わば外務省が、それらの従順な僕( しもべ)になることで、彼らエリートはその特権的待遇を得ているのである。
当然、田中大臣がミサイル防衛構想に難色を示す発言をした際も、彼女を糾弾させるよう、そっとメディアに裏口したに違いない。なぜならメディ アも、官僚の求めに応じることで、放送における、独占的な権益を与えられているからである。それで私はテレビを見ていて、フッと思ったことが 一つある。実は民放の番組で、キャスターが田中大臣を擁護する発言をした際に、社内に彼らをバカ扱いさせるような雰囲気が、フロア一面に漂っ ていた。それでメディアも、随分、官僚との馴れ合いがあるのだな、と、その時、私は実感した。それらの事情もあるのだろうか、彼らが私の電話 やモニターを盗撮しても、一向に責められることが無いわけは、こういう理由もあるのである。
本来ならば、アメリカを中傷する政治家を、テレビで非難し、吊るし上げることが出来たなら、彼ら外務省の官僚は、ホワイトハウスに諸手を広げ て迎えられ、更なる取引を与えられる事になるだろう。しかし、こと、ミサイル防衛構想に関しては、いつもと事情が違うのだ。と言うのも、これ らは辛口批評12、『メーソンよ。日本を駄目にしたのは貴様等だ!!』 でも述べた通り、核ミサイルによる衛星爆破、それに続くメシアの登場 という、一連の世界統一計画における事柄は、それら重要なファクターの一部だからである。言わばメーソンに言わせれば、このミサイル防衛構想 問題に関しては、あまり人に触れられたくない事柄なのに、外務省がそれをメディアに漏らした上に、大々的に電波に載せたものだから、一体、コ イツら、何てことをしてくれたのだと、怒り狂っているのである。それを彼ら官僚は、自分が彼らに受け入れられないそのわけは、彼女の攻撃が足 りない為だと錯覚し、益々、メディアに彼女を責めるよう、しつこく強要するのだが、それは全く逆の行ないなのである。つまるところ、彼女が鈴 木宗雄に攻撃されることになったのも、彼が外務省よりの橋本派に属している要因に他ならない。
しかも事は更に複雑である。そもそも真紀子大臣は、父が田中角栄でもあり、旧建設省の強い後押しを受けている人物なのだ。私は以前、辛口批評 15において、自民党はいつも派閥でくだらぬ議論を闘わせ、切磋琢磨するさまを国民に印象付けていると愚痴をこぼしていたのだが、それがここ へ来て、実際に現実味を帯びたものになって来た。政・官・業 の癒着の構図が、国民の怒りをかっている今現在、党が今まで得てきた様な献金は、 この場に及んで望めない。また、天下り先となるべき特殊赤字法人への補助金カットに関しても、事情は官僚も同じである。となれば、いかに少な い予算をどの派閥がぶん取るかの、取っ組み合いになるのだが、結局、旧建設省が、始めにこのレースから脱落した形になったわけである。言わば 真紀子大臣の外務省に対する引き締めは、その遺恨の勝負の敵討ちでもあるのである。そう言えばこの時、外務省の官僚が、『もう少し勉強しろ。』 と真紀子大臣に言ってたが、外務省のおのおの方よ。勉強しなければならないのは、あなた方の方なのである。とは言え、もはや暗記マシーンと化 したあなた方に、自分で考える能力など残ってはいないだろうが。(笑) しかし彼女も、官僚達から言われるのはまだ許せるとしても、升添 要一 から同じ事を言われた時は、さぞや怒り心頭だったに違いない。(笑)
今まで最大の権勢を誇ってきた自民党が一夕にして消滅することは無いにせよ、横においては予算を巡る派閥間での奪い合い、また、縦においては 少しでも多くの党員に手厚い失業対策を施そうとする自民党の政治家と、少しでも多くの天下り先を確保しておこうとする官僚の、まさに生き残り を賭けた、仁義無き戦いの数々が、繰り広げられることになるだろう。
● 小泉総理の靖国参拝問題
まず始めに、総理がいつ、靖国神社に参拝したら良いのか、あれこれ議論する前に、ここではなぜ、あの戦争が引き起こされることになったのか、 一度検証しようと思う。
時は遡(さかのぼ)ること1914年、オーストリアのセルビア侵攻をきっかけに、ヨーロッパ全土を巻き込んだ、第一次世界大戦が勃発した。 その時、日本は、相次ぐ武器の受注を受けて、”特需” と呼ばれる空前の好景気を迎えていた。企業は拡大につぐ拡大路線をひた走り、ろうそ くの代わりに紙幣を燃やして足元を照らす、”成金(なりきん)” と呼ばれる多くの富豪を生み出したのである。然るに戦争が終わるとどうだ ろう、それまでして来た、巨額の投資があだとなり、好景気から一転、日本は未曾有の大不況を迎えることになる。銀行は相次ぎ倒産し、町には 失業者が溢れ返った。かくして日本は ”大東亜共栄圏” を旗印に、第二次世界大戦へと突き進んでいくのである。
(※ 因みにこれと似た様な内容が、NHKの ”その時、歴史は動いた” で放送していたが、私はそれが放送される以前からこの論文を書こう と思っていたのである。あしからず。)
これは経済における鉄則なのだが、物を作って金儲けをしようとすれば、必ずどこかで、それを消費する国が必要なのだ。銃で殺し合いをする戦 争は、武器を消費するという意味で、願ってもない、絶好の機会なのである。私はそれが全てメーソンが仕組んだものだとは言わないが、武器を 造って、それで金儲けをする国と、その武器で殺し合いをする国が、50年周期で入れ替わっているのも、また事実なのである。戦争によって富 みを築いたその国が、戦争によって元手を全て失うことは、必然的なことなのだ。
人類史上の歴史において、今まで富み栄えていた国が、突然、貧しくなった時、僅かな資材を奪い合い、互いに殺し合いを始めることは、実は、 そんなに稀(まれ)な話しでは無いのである。私が先の第二次大戦の特攻において、とりわけ特異に感じることは、その零戦に載って敵機に突っ 込んでいったもの達が、全て独身であったということである。例えば仮にこうしよう。あなたが部隊の隊長で、敵の包囲網を先陣をきって突破す る者を必要とした時に、あなたはそれらをどのようにして募るだろう。恐らくあなたは子供がいるものを優先的に選び出し、もし彼らが無事に生 き残ることが出来たなら、それに見合うだけの恩賜を与えることを約束し、また仮にそれで命を落としても、残された子供と婦人には、充分な生 活が出来るよう、それらに保護を与えることを、彼らに誓うに違いない。なぜなら人間が生きる究極の目的は、自己の遺伝子を後世に残すことだ からである。事実、世界史においてはこのような史実は多々あるし、それが軍隊を維持する上での必要不可欠な要素だからである。
それに反して日本の場合はどうだろう。妻帯者は無条件で除外とし、独身者だけを優先的に特攻に行かせているのである。理由は家族がいれば、 未練が残るからだとういう。私にはその考え方が、どうも理解出来ないのだ。普通であれば、子供の為に命を賭けるのが親なのに、自分が勝利す る為に、子供に命を捨てさせるという、こんな話しは他国の歴史で聞いたことが無いのである。この様なことからも、当時の軍部がいかにおかし なものだったのか、おおよそ理解出来るだろう。私は思う。あの戦争で特攻に行った者達が、東条英機の名の下に、靖国に祭られていることを、 一体彼らはどの様に思っているのだろうか。
さて、読者のおのおの方よ。先の大戦から、もう既に50年が過ぎようとしている。そしてこの50年の繁栄が、他者からもたらされたものだと するならば、次の50年間は一体どのようなものになるだろう。ここで問題となるべき事は、もし仮にアメリカが、日本に戦争に行けと言った時、 誰が行くべきかということである。少なくともソニーにおいて一千万以上の報酬を得ているものは、先陣をきって突撃する義務があるだろう。な ぜなら彼らの作った半導体が、武器やミサイルに使われて、それで多くの人達が命を落としているからである。しかし政府はあなた方貧乏人に言 うだろう。軍隊に入れば、たらふく飯を食わしてやると。特攻にいった者も、最初はそう言われて飛行機乗りになったのだ。国民よ。騙されては いけない。もしもあなた方が政府の言うことを信じれば、彼らは必ずやあなた方を己の犠牲とするだろう。殺(や)られる前に殺(や)れ。それ が私があなたに贈る、最後の残された助言である。
● 橋龍さん。さようなら。野中さん。こんにちは。
この時期、真紀子氏が外務大臣になったのは、更に別の理由が挙げられよう。それは彼女が父の田中角栄が、中国との国交を回復したという、大き な強みがあるからだ。そもそも日本の外交政策は大きく分けて二つある。これまでは野中氏をはじめとする対中外交組が、橋本氏を据えた対米組を、 後押しする形を名目上はとって来たわけだが、現内閣において真紀子氏を外交政策に投入して来たという事は、対中路線に大きな比重を掛けてきた 事が覗(うかが)える。第一、パッと見ただけでも、あのポマードだらけの風を気取った橋本氏と、頑固一徹の野中氏が、どう考えても相性が合う とは思えないではないか。加藤紘一氏の一件において、あれほど怒りをあらわにしたというのも、恐らく常日頃からストレスが溜まっていたのに違 いない。
さて、アメリカを牛耳るメーソンが、自在に戦乱を引き起こし、武器の部品を調達し、それら中間取引マージンにおいて巨額の利益をあげて来た事 は、既に述べた通りである。故に湾岸戦争の際には武器やミサイルの補充の為に、部品の一部の半導体の、受注が日本に殺到し、あのバブル経済を 生み出した事は記憶に新しい。また東ヨーロッパ諸国では、あれだけ騒乱がありながら、当の闘っている本人達は、自分がどういう理由で闘ってい るのかもハッキリ分かっていないのだ。どこからともなく誰かが銃を撃って来て、手元に武器があったから、それを拾って何度か撃ち返しているそ の内に、互いに相手を殺し合い、憎しみ合う様になったのだ。とすればこれら一連の騒動も、誰かが意図的に仕組んだものと見るのが妥当だろう。
ところでアメリカの対中東政策であるが、アフガン戦争(アフガニスタン 対 ソ連 : 当時のアフガニスタンは米・英・イランの利権が錯綜)では、 アフガニスタンに武器を与えて応援し、イラン・イラク戦争ではイラクに武器を与えて応援し、湾岸戦争(イラク 対 クウェート:イラクがクウェ ートに侵攻)では、クウェートに武器を与えて応援し、そして今回の同時多発テロにおいては、ソ連と強力して逆に、アフガニスタンを攻撃しよう としている。はたから見れば、アメリカという国は一体、何をしているのかと、不思議に思うかもしれないが、彼らの目的はズバリ、以下の三つで ある。
1.武器の供給による中間取引マージンの獲得。
2.アラブ諸国に内部対立を引き起こし、イスラム勢力を中東から一掃しようとしている。
3、石油。何と言っても、これが最大の目的だろう。
よく我々日本人は、中国人の事を、頑固で、かたくなで、閉鎖的だと、日常的に言うのだが、実はこれは、あまり正しい解釈では無い。本来ならば、 中国の為替操作を手始めに、経済停滞を誘発し、内部抗争を引き起こして日本に武器を作らせようと、密かに狙っていたのだが、さすがは中国三千 年の歴史である。江沢民国家主席が強いリーダーシップを発揮して、部族対立を招くこと無く、これらの危機を乗り切った。さすがは常任理事国だ けの事はある。おかげでメーソンは、ヨーロッパやアジアにおいて、無意味な内戦を画策しなければならなくなったわけだが、自分と同じ白人同士 に殺し合いをさせるというのは、多少ならずも気が引けたことには違いない。
さて、ここでこの読者の各々方は、そんな事より今の日本がどの様にすれば良いのかを、一番知りたいのではなかろうか。実は同時多発テロが起こ った時に、私は敢えて何も言わずに様子を覗っていたのである。なぜならテレビでどういう事を述べるのか、私は十中八九、分かっていたし、自民 党と官僚が、どれだけ臆病なものなのか、観察しようと思ったからだ。(少し意地の悪い行ないかもしれないが・・・。) 案の定、バブルの再来 を願ったか、テレビは揃って、補助金漬けの大学の、セクハラするしか能の無い、暇(ひま)な教授をカメラの前に引っ張り出して、無為な空論を 捲(まく)し立て、正義のアメリカ、反撃するは我にあり、と大々的に言うのだが、私はハッキリ、ここで言おう。所詮、そんな事をしても無駄で ある。
”いや、オレはどうしても戦争に行って、死にたいんだ。” と言うのであれば、別に私は止めはしないが、そんな見え透いたご機嫌取りをしようと も、メーソンはもはや日本と取り引きするつもりは無いだろう。なぜなら東ヨーロッパ諸国では、あんなに日本は金持ちなのに、どうして自分達だ け殺し合わなければならないのかと、不満を抱き始めているからだ。そしてメーソンが日本の企業を操(あやつ)って、一儲けしているこれら一連 のカラクリを、全ての国の人々が、薄々感付き始めているからである。故にそろそろ日本から手を引いて、これから先は、中国にそれらを移行しよ うとまさに思っていた、その矢先、あの同時多発テロにおいて、”ガツーン” と強烈な一発を食らったというわけである。しかも世界貿易センター ビルと言えば、メーソンの実務経済を担う、中枢ではないかっ!!
仮に私のサイトのカウントが、100未満の値なら、私を秘密裏に暗殺し、メーソンの手先に徹すれば、ある程度の延命策も出来ただろう。しかし 既にサイトの値が2万近くで彼らの存在が知れた以上、彼らは必ず、影で日本の経済停滞を画策し、知り過ぎた日本人の完全抹殺を謀るだろう。な ぜなら彼らがテロから攻撃されたそのわけは、我々日本人が余計な事を喋ったからだと勘違いしているからである。(これは、多分に逆恨みの要素 が強いのだが。) そして日本があまりのひもじさに耐え切れず、アジア諸国に出兵すれば、日本の軍国主義が再興し、彼らの暴走が始まったと、国 連一致で非難して、多国籍軍揃って日本を総攻撃する事になるだろう。(笑) 勿論、その後方支援にあたるのは、我々がかつて湾岸戦争で後方支援 を担った敵対国、イラクである。(爆笑) そしてその先鋒を務めるのは、これまたかつて日本が侵略行為を行なった、フィリピン軍である。(大爆 笑) この様な事態を避けんが為に、日本はアメリカとタッグを組んで世界経済をリードする、中国のおこぼれをひたすらねだる、卑屈なご機嫌取り に徹すだろう。
この様に、今度の同時同時多発テロに関して言えば、アメリカよりも、寧ろ日本に深刻な影響を与えるわけで、それは一年か二年後、深く決まったボ ディーブローの様に、ジワジワ効いてくるに違いない。また我々はこの事件を説明するに、安易にテロという言葉を用いるのだが、あのビルはメーソ ンの心臓部として狙われたわけだから、一概に無差別に人を殺すテロだとは言えないのである。
しかしそうは言っても、世の中、ただ単に善い悪いだけで物事が割り切れるほど、政治の世界は単純では無い。なぜなら悪いものでも、勝ったものこ そ、正義だからである。要は誰に付くかが問題なのだ。では、一体どの様にすれば良いのだろうか。それは一刻も早く構造改革を推し進める事である。 なぜなら今の日本の重厚長大産業は、石油が無いと忽(たちま)ち生産活動がストップし、あっという間に飢餓に喘(あえ)ぐ事になるからである。 数ある企業や政治家が、石油の甘い匂いに誘われて、全ての産業構造を、石油に係(かか)わる比重の重い重工業に、すっかり作り変えてしまったが、 石油を輸入に頼る日本にとって、それはとてつもなく危険極まりない事なのだ。故にもしもメーソンが、裏を知り過ぎた日本人の抹殺を謀るなら、必 ずそこを突くだろうし、私などは何時(いつ)、石油の輸入がストップしはしないかと、ヒヤヒヤして見ているのである。自民党と大企業のエゴによ り、土地は荒れ果て、手ひどく汚染されてしまったが、なにはともあれ、先ず、食料の自給自足の体制だけは整えておかなければならない。しかし人 間、ただ食べさへすれば良いというものではない。それに加えて最低限の文化的生活を送るなら、更なる付加価値が必要である。だから私は多少の犠 牲を出してでも、原料を輸入に頼る重厚長大産業を再編し、知恵とアイディアで勝負の出来る、ソフト産業に一刻も早く転換しろと口喧しく言ってい るのである。私は日本人は、こういう才能にとても長けていると思うのだ。例えば海外の著名な画壇には、モネやレンブラントの絵の様に、光と影の 調律を、巧みに使い分けた素晴らしい印象派画家もいるのだが、こと純粋に絵のセンスだけで言うならば、寧ろ安藤広重や葛飾北斎の方が、それより 遥かに長けていると思うのだ。現にあのゴッホでさへ、広重の絵を模写して学んでいるし、日本のゲームが海外で高く評価されるそのわけも、日本人 の血筋の中に、そういうものが脈々と受け継がれているからではなかろうか。そう言えば、近年、農業を目指す若者が増えているそうだが、それは大 変、喜ばしい事である。なぜなら私が目指すところのものは、農業とソフト事業を平行して執り行う事だからである。
ところで先の国会の総理の所信表明演説で、日本が軍国主義になったのは、世界から孤立したからだと述べていた。故に同時多発テロの関しても、ア メリカに歩調を合わせて今直ぐ自衛隊を派遣しろと言うのだが、これは甚(はなは)だピントのずれた解釈で、お世辞にも適切な状況把握とは言えな い。なぜなら先の ”小泉総理の靖国参拝問題” でも述べた通り、第二次大戦が起きたのは、彼らの仕掛けた数ある罠に、日本が安易に屈した為で、 最初から人の稼ぎを当てにしない、自分のお金は自分で稼ぐ、毅然とした態度をしていれば、あの様な悲惨な戦争は起こらなかったのである。平和ボ ケした成金が、無一文になった時、腹いせまぎれに、どさくさまぎれて他国に戦争しかけたわけだが、これではまるで餌付けをされた飼犬が、ある日、 家から追い出され、野良犬扱いされた時、ヤケにまかせてあたり構わず人に噛み付くのと、全く変わりは無いではないか。そうであるにも関わらず、 未だに自民党の大半が、議員の議席に居座り続け、バカの一つ憶えの如くにメーソンの受注を当てにして、工業用地を造成し続けているわけだから、 もはや日本の滅亡は、確実なものと言えるだろう。その証拠に、自民党公認の広島県議会議員、檜山(ひやま)俊宏 氏は、今また更に、2,000億 の工費を投じ、南区出島沖に広大な埋立地を造成しようとしているのだ。いや、それだけではない。広島には既に、市民球場という、立派な施設があ るはずなのに、更に駅前ヤード跡地に二つ目の野球施設となる、ドーム球場を着工する事になっているのである。それでなくても相次ぐ工場の移転の 最中、(その移転先の大半は中国。) 野球ファン層の大半を占める工場労働者が仕事に溢れているというのに、今更こんなものを作って一体、どうし ろと言うのだろう。無論、それらはあなた方の血税から賄われている事は言うまでもない。もはやこうなると、私も何も言う気がしなくなってくるの だが、取り敢えず、三たび、県庁の電話番号を記しておこう。(※ 広島県庁の電話番号 082−228−2111) それで読者の方には大変、申 し訳無いのだが、今となっては彼らに何を言っても無駄なので、私はソフトの試作版が完成すれば、さっさとこの国を立ち去るつもりでいるので、そ の際には、どうか、私の我侭(わがまま)を、勘弁して頂きたい。
それと少し余談になるのだが、広島出身の国会議員、柏村氏が、自民党の亀井郁夫(いくお)氏の勉強会に出席している話しを耳にした。弟の亀井静 香は自民党の中枢を担う、バリバリの土建派なのだが、兄の郁夫氏というのは、一体、どういう人物なのだろうか。彼らの口車に乗せられなければ良 いと思うのだが・・・。
さて、最後に、これからのアメリカ軍の動向であるが、恐らく現在、アメリカ軍は、ラディンの居場所を既に補足しているだろう。しかし敢えてそれ は伏せ、空爆の後の地上戦へと、一通りの戦術を為すだろう。なぜなら彼らの指揮する兵員に、見せ場を与える為である。そしてラディンを追って、 北へ北へと進路を取るに違いない。これは黒海近隣の豊富な石油資源を確保する為である。その後の行動は分からない。聖書の記述は大変、解釈が難 解で、理解に苦しむ所もあるのだが、一説にはロシアが踵(きびす)を返して米軍と対決するという説もあるのだが、確かな確証は無い。
ところで、この度の同時多発テロにおいて、あれほどイギリスが積極的だったのには、少々驚かされた。まあ、もともとイギリスは、”日の沈まない 国” と言われるほど、世界に多くの植民地を持っており、頼みもしないのに、勝手に船で押し掛けて、武力で金を貸し付けて、その利子でおまんま 食ってる国なのだが、(笑) そのカトリック王朝のバックに付いていたのがロスチャイルド財閥であるわけだから、メーソンを通じて、アメリカと も深い関係にあるのだろう。また、長年、カトリック王朝から搾取の対象となってきた、プロテスタント系過激派組織である、IRAに手を焼いてい るというのも、彼らと共感を得たのかもしれない。(※ 因みにイギリスの貴族階級の人達は、世襲制度で国から年金が支給され、生まれながらにし て、既に働かなくても暮らしていける様になっている。)
何にせよ、この同時多発テロをきっかけに、日本の没落と中国の隆盛という、新たな構図がより、顕著なものになるだろう。
● 宇多田ヒカルのミリオンヒット
あなたはビートルズが好きですか?
はい。
いいえ。
戻る