では何が足りないのだろうか? それは真のギャンブルをしないからである。
終身雇用制・年功序列型によって、公営ギャンブル、即ち偽のギャンブルが横行し、
真のギャンブルが廃れてしまっているのである。
人類は真のギャンブルをした者だけが生き残って来た。
例えば、米百俵の精神だってギャンブルなのである。
米百俵は、即ち百俵の米は、文武両道に必要な書籍、器具の購入に充てるとして米百俵を売却し、
その代金を国漢学校の資金に注ぎ込んだのである。
また上杉鷹山(うえすぎろざん)は、
やれば成る、やらねば成らぬ、何事も。
(You can do it! You must do it! Everything!!)
と言う名言を残している。これもギャンブルの一種である。